伊坂さんの本を映画化した奴。
原作は読んだことない。
宅配ドライバーの主人公が突然日本の総理大臣暗殺の犯人にしたてあげられてしまって、主人公の大学時代の回想も交えての警察からの逃亡劇って内容。おもしろかった。
病院のおっちゃんとか助けられたアイドルとか、会社の同僚とか、大学の時の恋人とか、最初は画面にちょいちょい映る程度だった人がつながってくのが面白かった。エレベーターを親指で押す癖とか、アイドルの整形とか、動物園で見たかった猿とか、打ち上げ花火とか、よくできましたとか、過去の回想が現在の警察から逃げる手段とかにうまい具合に関わってきておぉーってなった。
大学の時の恋人の人とは作中で逃げてる間は一回も直接顔を合わせてないのに、しっかりと心が通じ合ってるようでなんかすげーって感じになった。
森田のipodに命を救われたのも森田の最後の「生きろ」って言葉がよく伝わってきていいと思った。


で、最後の「痴漢は死ね」と先輩の嫁さんにちゃんとキャバクラのことチクったりとかもすごい気持ちが良かった。最後のオチに「よくできました」を持ってくるところがほんとうに上手いと思った
とりあえず久しぶりに満足の行くいい終わり方だった。
ちょっと感動した。


連続通り魔の人はなんかすごく気持ち悪かった。
もっとイケメンでいいじゃん。
耳当てはめて銃を撃ってきた警官もいい具合に気持ち悪かった。あの笑顔が。
そんでカイジにも出ててた最後にEカードで勝負する人も警察のエリートっぽい役で出てた。あの人は本当悪役が似合うってかうまいねー。
あの人大好き。カイジでのクズを罵る演説とかEカードの時の「蛇ィめぇ...」って台詞がたまらんんかった。
お父さんも気持ちがイイお父さんだった。ああいう人が日本には足りないと思う。

題名と映画の内容とのつながりというか関わりは僕はゴールデンスランバーって曲を知らないからなんともいえないけどなんか意味あるんだろうなあとは思った。
とりあえずおもしろかった。
とにかく終わり方が良かった。そこに感動。


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