初週末

とりあえず一旦消防学校から帰ってきますた。
この寝坊が出来たり、昼寝ができたり、暇な時間を持て余してぐだぐだできたり、テレビを見てぼけーっとできたりすることが凄い幸せ。

学校内は寮室以外気が休まる場所がなくて大変。厳しい規律と教官による恐怖によってがんじがらめにされた窮屈な生活だった。あっという間の3日間だったけどもう1週間くらいいた気がする。
ルームメイトの人は皆いい人達でよかった。全員ストイックな状況に追い込まれてるせいかなんとなく一体感があるというか、「大変でまじやってらんないけどがんばろーぜ」みたいな感じで教官の物真似とかして盛り上って仲良くなれる。しかも罰が厳しいしめんどくさいから皆助けあわないとやってけないからやっぱり仲良くならざるを得ない感じ。その辺は楽しい。

にしても休み時間が短すぎて困る。
10分しかないんだけど5分前には全員整列した状態で教官を呼びに行かないといけないから、実質5分。しかもその5分で156人が整列したり席についてないといけないからほぼトイレに行くくらいしかできない。移動教室でも15分くらいしか時間とってくれない。
日朝日夕点呼も日直や寮直が鍵の管理をしてからでないと行けないから自主的に15分前集合みたいな感じになるし忙しくて大変。

しかも夕方から就寝まで3時間半くらい課外時間があるんだけどそこもクラスミーティングやら支給品の受け取りやら自分のものに名前買いたりとか風呂とか制服にアイロンかけたりとか靴磨いたりとかで全然休めない。
まぁ、要領を掴めば余裕出てくると思うけど今のうちは本当に厳しい。
二日連続で風呂入る時間取れなかった....

それで服にアイロンかけてなかったり靴に汚れがあると服装点検の時に指摘され
て、指摘箇所x10で腕立て伏せをしないといけない。
教官が指摘してくんだけど
教官「ズボンのプレスゥウウウウウウウウウウ！！！」
学生「ズボンのプレスゥウウウウウアアアアア！！！」
教官「ワイシャツのシワぁあああああああっっ！！！」
学生「ワイシャツのシワぁあああああああっっ！！！」
教官「上着の埃りゃぁあああああいいいいいい！！！」
学生「上着の埃りゃああああああああああああ！！！」
って復唱しなくといけなくてリズムよくモノマネしながら叫びあう感じで面白いんだけど調子に乗って指摘箇所4箇所超えた時点で僕はもう腕立ての限界回数超えてるからやばいことになる。隣の人はヒゲの剃り忘れで一本につき一箇所で計算して指摘箇所38の計腕立て380回やらされてた。おそろしや。

あと授業内容はまだ集団行動訓練みたいな感じのしかやってないんだけど、最後に一回だけ消火活動訓練で4キロのホースを肩に担がされて走る訓練やったんだけどもうぱなかった。
「それでは！これからホース搬送ルートを走る！全員俺についてこい！！」
とかいっていきなりホースを担いだまま山を登りだして、それも配られたばっかりの初めて履く重いブーツ履いてだからすごい辛かった。
まず靴ずれがハンパない。6箇所くらい豆ができて潰れた。そこが痛くて走れないし、学校出てて山の入口に入る辺りでもう足も肩も腕もパンパンになってやばかった。そこでこれから登る山の道みせられて絶望した。
僕は最初に走りだしたグループだったのに学校についたのはほぼビリの一番最後のグループだった....情けなくて悔しいけど悔しさでどうこう出来るレベルじゃなくて心挫けそう。教官に「誰が歩いていいってい言ったーー！？」「おら走れやああああ！！」とか言われるけど「よし！！」「よーし！！」って返事しかできなくて超辛かった。もう汗とか涙とか鼻水ダラダラだしながら必死に走ってなんとかホースを一回も地面に下ろさないでいるだけで精一杯だった。

「ウェーイ！ウェーイ！」とか元気よくすごい勢いで走ってくイカツイ人達が居る中で自分はヨチヨチ歩いてる感じで恥ずかしかった。でも本気で頑張ってたからしょうがない。とりあえずプロテインもっていって毎日飲むことにする。
風呂入った時も僕だけ明らかに細くて筋肉自慢してる人達の横でこそこそ着替えてたのがもう情けのうて情けのうて恥ずかしかった。
なんかこれから先の訓練を無事ついていける自信がまったくなくなってやばい。
昨年の学生のビデオとか見せられても「こんなのできるきしねーよ！」って感じのばっかり。
そして今週になって初めて予定表に顔を出してきた「体育」って文字見るともう腹痛くなってくる。絶対皆の前で教官に罵られながらプルプル腕立てとかさせられる...連帯責任付きで。学校行きたくねえええええ！！

とりあえず明日からまた頑張る。
嫌だけど一応やる気はあるからとりあえずなんとしても卒業したい....っでも学校いきたくn(ry