2011年5月20日 日常 コメント (3)
今週は本当にきつかった。
人生で一番頑張った自信がある。まじで。

まずは火曜日朝5時に非常呼集でたたき起こされ野外活動の荷物っしょって裏山登る。そこで両足の踵が靴ずれベロリンチョ。
その日の午後に容赦のないハシゴ搬送で裏山登る。
毎回コースが違う。どれも鬼畜な上り坂と下り坂ばっか。ありえんてぃ。
ここで右肩が潰れる。
水曜は暑い中防火着一式着てホース担いでグランド5週。
そんで疲れがたまる一方でバッドコンディション中木曜に野外活動で遠くのお山を登山。
先ず朝出発する前からおかしかった。
教官「それでは体を温めるぞ~!腕立て伏せ用ーーー意!!!」
学生「よぉおおし!!!」(イヤァアアアアアア!!!)
ホースとか水とか色々詰まってるリュックを背負ったまま笛がなったら腕を曲げて次の笛で体をあげる腕立て伏せを全員潰れるまでやらされて腕が死んだ。
そこから学校から山までリュックしょって走る。
部屋員の班行動で誰か一人でも遅れたら班員全員で列の後ろに行かないといけないから兎に角迷惑かけれないと必死だった。
まずスタートしたての時の僕の気持ちはナルシストだった。
気分はいくつもの修羅場をくぐり抜けてきたベテラン隊長。
開始早々脹脛とかヤバい感じに疲れてきてるけど(フッこれくらい、あの時の訓練に比べればたいしたことないぜ....)とか勝手に過去の設定を作り上げ余裕綽々な心持ちで乗り切ろうとしてた。掛け声とかの返事とかもめっちゃノリノリで「ぉよぉっし!!」とか気合いれてた。とりあえず脳みそ騙すのに必死だった。
そんでだいぶ走った辺りで海沿いにでてきつい上り坂が結構出てきて、
ここで僕の心は関西人に入れ替わった。
前方にそびえる急角度の坂を前にして
(こんなんなんぼのもんじゃい!?ったーう!!)
って気合を入れてなんとか登りきるんだけど曲がり角を曲がるとまた上り坂でそのたびに(なんぼのもんじゃああああああああああ!!!!)って気合いれながらがむしゃらにダッシュしてった....
んでなんとか山の前のなんとか峠の入口に入ってからはなんか落ち着いて(うおー!森だ!山だ!すげー!)って感じで割と楽しめて登れた。
靴ずれ痛かったけど踵にスポンジ詰めてったおかげでそこまで酷くはならなくて良かった。やっぱ森の中って興奮する。自分の背丈より高い草とか木に囲まれた道を歩いてるとワクワクする。(あそこの窪みに秘密基地作りてー!)とか思っちゃってた。それで「足元注意ー!」とか「頭上注意ー!」とかノリノリで言ってた。てか声出してないと辛くて登りきれんかったと思う。
とりあえずそれで獣道みたいな細くて急な道を登ってった。
落ちたら絶対死ぬってとこも何箇所もあってすごかった。
登りは一応歩きなんだけどそれでもペースはやいし、気を抜くとすぐ前の人と差ができちゃってそれを詰めないと教官にめちゃめちゃ怒鳴られたりで大変だった。それでやっと登りがおわって平坦なところに出ても基本登り以外は走りだから全然足休められないし、途中で木の根っ子に躓いて足の指の爪が死んで超辛かった。
それでなんちゃら峠ってほぼ山1つ登って下ったところでようやく本命の山の入り口みたいのが見えてきて(まじかおー)ってなった。
そこからさっきよりも激しい道をずっと登ってってとにかく大変だった。
でも山の中で自分の前をヘルメット下部ってごついリュックしょってオレンジの服着てブーツ履いてる人達が列をなして走ってるの見るとなんかレンジャー部隊の中に自分がいるみたいでテンションあがって乗りきれた。
あと途中で班の中でまさかの僕が途中で一番先頭になって、「前詰めましょー!」とか引っ張ってく場面とかあって(あれれー?)ってなった。
そんでやっとのことで山頂についたんだけどついたらそこから後続の班や女子が追いつくまでリュック背負ったままひたすらスクワットとか空気椅子させられてやばかった。
教官A「おら座っていいっていってんだろがぁー!しっかり座れえええええ!」
教官B「苦しそうな顔すんなおらあああああ!!!」
教官C「なんでやってないやつがいるんだよおおおおお!合わせろやあああああああ!!!」って怒鳴り散らしてて周りにいた一般の人達どん引きしてたと思う。
それから下りと学校までの道のりはほぼ7割くらいの力でダッシュでずっと走らされてて熱中症になったり足つったりして遅れる人とかリタイアする人続出してやばかった。膝とかももはガクガクするし足の裏めちゃめちゃ痛いし、急な下りだとブレーキかけながら走るからつま先とか爪がすごい痛くてやばい。僕の班の人も一人両足ツって転んでそこからリュック背負えなくなって歩くのがやったのになっちゃって
教官「どうするんだ!?」
吊った人「やれるところまでやらしてください!!」
教官「やれるところまでいったらどうするんだ!?また学校から車呼んで迎えに来てもらうのか?迷惑かけんな!はっきりいって今までこの状態から良くなった学生はいないぞ!」っていわれて
吊った人が沈黙したあと泣きながら
「わかりました....」って言うの見て僕もなんか泣きそうになっちゃって、そこで班のもう一人の人が「自分が担いで走ります!」って言って皆で「頑張ります!」「頑張ります!」って事になって底から次の休憩地点まで教官に囲まれてみんなでゆっくり走ってって、休憩地点に追いついてからは今度は他の班の人達と同じペースでついてくことになって、底から学校まで僕は足つった人のリュックをハラに抱えて自分のリュックと合わせて2つ抱えてなおかつ他の班の人達に送れないようについてかなきゃいけなくて本当にしんどかった。
兎に角気合だった。信号待ちで前の人達とめちゃめちゃさができてそれを走って詰める時とか頑張っても頑張っても全然さが詰めれなくて泣きそうになったし過呼吸みたいになってやばかった。肩とかも血が止まって腕がしびれてきたりして大変だった。それとリュックで腰ずれがおこって腰がすりむけて超痛かった。班の人の「頑張れ」って声がなかったら絶対無理だった。
とりあえず最後の休憩地点から学校までのリュック二つ持ちダッシュが一番頑張れたところだと思う。あんなに必死に走ったのは人生初。
それで学校ついてやっと訓練終わったーって多少の充実感を覚えながら寮室で伸びてたらまさかの非常呼集がかかって
教官「お前らなんだこの様はー?!今日何人リタイアしてんだああ!?こんなんで消防務まると思ってんのかああああ!!!??甘いんだよ!!お前らは足腰が弱いみたいだからこれから山へ鍛えに行く!」
とかいいだしてそこからまた野外訓練で使ったリュックに水2リットル追加で足して裏山を走りに行った。
もう僕はここで山に入る前から心が折れてて本当に辛かった。
野外訓練は最後まで歯食いしばって気合で乗り切れたけどその後の山はもう勘弁してくれって感じだった。班の人も周りにいないし。
(もう無理だろ~どうすんだよこれ~)みたいな感じで後ろから聞こえる教官の怒鳴り声に怯えながら必死にヨタヨタ坂を登ってたんだけど途中からもっかい気合を入れて(なんぼのもんじゃあああ)って登るんだけどやっぱり心が折れてまたよぼよぼ歩いて途中でまた(登り切らなきゃおわんないじゃぼおおおおお)とか心のなかで叫びながらガンバッテを5回位繰り返してやっと頂上ついて隊列組んで今度はダッシュで下って、わざわざ学校まで遠回りできつい道のりで帰って、やっと学校ついたと思ったら先頭の教官がしれーっとグランド回り初めてもう初めて教官をぶっ殺したいと思った。
そこからは教官に対する怒りで(てめーこのやろう)とか思いながら半周のりきってそこから半周は(あと半周。あと4分の1!)みたいな感じでここも人生初ってくらい頑張ったんだけど最後に教官がもう一周する素振りを見せた瞬間に心が折れて一気に失速して結局組の後ろの方におちてちゃった。
でもそのまま2週目なしで訓練終了したからまあよかった。

とりあえず野外訓練の山とかは楽しかったし。周りの人とも一体になって協力しあったり励ましあえて楽しかった。まえまえから登山には興味あったし。
でもその後の裏山ががちできつかった。
心ボキボキ。目の前の教官登ってる道見てもうどうあがいても絶望!ってみたいな感じで何回も負けそうになった。
最後の最後で心折れて正規のペースでゴール出来なかったのが悔しい。
とりあえず鬼畜過ぎた。
胸張って頑張ったって言えると思う。本当に。
振り返ってみてあらためて俺がんばったわぁあああ!って思える。
無事部屋員全員で完走!とにかく頑張った。実に頑張った。
もう昨日の訓練だけでもだれか知り合い連れて行ってみたいって感じ。
絶対皆ついてけないと思う。とりあえず大変だった。頑張った。

あと風呂場で皆食後にもかかわらず昨日より3キロ痩せたって言っててやばかった。どんだけ汗かいたんだよ俺たちって感じでびっくりした。
僕の場合3キロ痩せたら40キロ台突入しちゃうべ。
せっかく体重1キロ増やしたのに。

それで今日は肩とか腰とか尻とか脹脛とかいろいろ筋肉痛がやばい。
とりあえず頑張った。
おつかれ。いい経験になったと思う。

コメント

かみゅ
2011年5月21日2:08

なんというか、壮絶の一言に尽きるな・・・

ミドリ
2011年5月21日22:11

本当に大変だったお。

nophoto
Fidelia
2011年9月28日21:31

What’s it take to bcmoee a sublime expounder of prose like yourself?

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